
「酸熱トリートメントは痛まない!」
って2018年から話題になっているのをご存知ですか?
髪質改善というキーワードが流行り、
水素トリートメントなどが世に出回ってきました。
そんな痛まず、髪質が改善できるトリートメントが、
トリートメントでも有名なハホニコから新登場しました。
今回は、酸熱トリートメントの内容や工程を検証しながら解説していきます。
髪質改善をメニューとして美容室に取り入れたい美容室・美容師は参考にしてください。
この記事の目次
髪質改善酸熱トリートメント「ケラテックスメント」とは
酸熱トリートメントとは、
ダメージを軽減し結合を酸性の力で切り、
再結合させ癖が伸びるトリートメントになります!
これまでの反応型トリートメントから、
結合型トリートメントへとお客様が求めていることから
グリオキシル酸を配合した酸熱トリートメントで
ケラテックスメントが発売されました!
髪質改善と縮毛矯正の違い
髪質改善には、しっかりとした定義がありません。
ただ分かりやすく単純にいうと、
縮毛矯正=クセを伸ばす
髪質改善=髪を健康にする・保つ
という解釈がお客様には伝わりやすいのではないでしょう?
ただ、髪質改善は
ストレートアイロンを使うので、縮毛矯正と勘違いしやすいという事もあるので顧客に伝えるのは注意が必要です。
酸熱トリートメント「ケラテックスメント」を効果を徹底検証!
今回は、ハホニコケラテックスメントを仕入れ検証をしていきます。
酸熱トリートメントの効果は、
・全くダメージせず癖を伸ばす
・反応型トリートメントより持続性がある
・髪質を改善できる
・痛んでいる髪ほど効果が分かる
・髪にハリ・コシが出る
・癖は伸びるのにパーマは落ちない
酸熱トリートメントを調べた結果、このような効果がある事が分かりましたが、
ハホニコケラテックスメントの効果はどのようになるのでしょうか?
ハホニコ「ケラテックスメント」の施術工程
モデルで今回は検証させていただきました。
・髪質が細く・絡まりやすい・ブリーチ有り
ハホニコのケラテックスメントの行程を説明します。
ハホニコラメラメトリートメントの併用する/しないで工程の手順が違います。
酸熱トリートメント「ケラテックスメント」の行程手順
ハホニコ酸熱トリートメントは3つのトリートメントがあります。
【1】ハホニコグリ60リキッド
【2】グリニコイロミズ
【3】ハホニコグリ0リキッド
※イロミズ使用しない場合(カラーしてない)
60グリ 1に対して 0グリ 1
※イロミズ使用する場合(カラー特に寒色系)
60グリ 2に対して 0グリ 1 イロミズ 1
【使用目安】
ショート 30g/ミディアム 40g/ロング 50g
次に工程になります。
【1】ラメラメ 1番/ラメラメ 2番
プレシャン後、軽く水気をとり、ラメラメ1番/2番と塗布し、コーミングをする
↓
【2】塗布(ケラテックスメント)
根元を外し、中間・毛先の順に塗布をします。
↓
【3】加温30分、もしくはスチームなど
30分の加温します。加温できない場合は、スチームで促進やラップをかぶせ保温する事が必要です。
↓
【4】流し/ラメラメ 2番/ラメラメ 3番
ハホニコの1/2番とケラテックスメントをしっかり流し、さらにラメラメ2/3番でトリートメントをします。
この際、ラメラメ2/3番でチェンジリンスをする事がオススメです。
↓
【5】ブローアイロン
最後仕上げの時に「150℃以上でストレートアイロン」をしましょう。
グリオキシル酸は150度以上で、髪の毛の内部の【水素結合】を利用し、癖を伸ばします。
水素結合は切断、再結合させても髪の毛は全くダメージしません
このような事が髪を傷ませない酸熱トリートメントなんです。
では、今回のモデルさんのトリートメントの仕上がりとしては・・・
・クセが伸びているかも・・?(当日アイロン仕上げなので伸びたかは次回検証)
・ハリコシがある
・潤いやツヤ感が出た
・さらっとせず、重めの仕上がり(べタッとした質感ではない)
今回の検証は以上になりますが、
「クセが伸びた」のかと「持続性」に関しては、
時間がたってから再度確かめたいと思います!
酸熱トリートメント「ケラテックスメント」の検証したまとめ
近年は流行っていたトリートメントは反応型トリートメントで、
質感重視でしたが、
2018年以降髪質改善というキーワードが流行になってきました。
しかし、髪質改善もしっかりとした定義はないので
お客様にどうアプローチをしたらいいか難しいですが、
ハホニコの酸熱トリートメントの「ケラテックスメント」は
とても使いやすく効果の高い可能性のあるトリートメントです。
ハホニコラメラメトリートメントと併用する事で、
客単価のアップにも繋がりますので、今後のメニュー展開には
良いと思います。
オススメの髪質は、
エイジング毛・・・ダメージしないでエイジング毛のうねりをとりたい方
ハイダメージ毛・・・ストレートをしたら髪がビビりそうな方
髪にダメージをさせることなくフォルムコントロールできます!
また、他社との違いが、
残臭が少ない、手触りが抜群に良いところになります!
是非、今話題の「髪質改善」を美容室にとり入れるチャンスかもしれません!