
美容業界で新しい商品、期待値が高くても実際使って見たら残念な結果になる事多くないですか?
そんな中、今回紹介するのは新トリートメントのセレクタープロファイブ。

この記事の目次
セレクタープロファイブとは
【プロ目線のその先へ】信頼とクオリティーから色あせない極上のトリートメントをコンセプトにしているようです。
株式会社MBC (メディカルビューティーセンター)によって開発・販売されている5ステップ行程のトリートメントです。
最大の特徴は、
毛髪ケラチンの主成分であるシスチンと3種類の加水分解ケラチンをプラチナ結合させ、
毛髪アミノ酸組成に限りなく近づけることにより、毛髪本来の強度を再現します。
軟毛・細毛・ブリーチ毛の微シス毛に対し、他社にないシスチンが単体で配合されている製品なので、薬剤施術の前処理としての毛髪強度アップとダメージ補修に優れています。
参照;公式HP
セレクタープロファイブを徹底検証開始
セレクタープロファイブのサンプルを使わせて頂きました。

どのような仕上がりや作業工程レビューしていきます。
セレクタープロファイブ施術行程!

【1】髪質が固く・太い・くせ毛のAさん
【2】髪質が細く・絡まりやすい・ハイライト有りのBさん
セレクタープロファイブのシステムトリートメントは5つの順番で行程が組まれています。
セレクタープロファイブのシステムトリートメントの行程手順
【1】セレクタープロファイブ1
シャンプー後、よくタオルドライをして1剤を指で揉み込む様にして傷んだ毛先を中心にたっぷりと塗布します。
↓
【2】セレクタープロファイブ2
時間を置かず直ぐに2剤を傷んだ毛先を中心に塗布。
↓
ヘアスチームを10分放置
ナノスチームで内部まで浸透を・・・
↓
【3】プロセレクターファイブ3or3G
1・2番を流さず、
傷んだ毛先を中心にシェーブしながら毛先を中心に塗布します。
↓
1〜3番の流し・シャンプー台へ
↓
【4】プロセレクターファイブ4or4G
傷んだ毛先を中心に全体に馴染む様に塗布し、
お湯を溜めてチェンジリンスしながら、髪がしっとりと滑らかになったら軽く流して下さい。
↓
【5】プロセレクターファイブ5
よくタオルドライした後5剤を噴霧し
アイロン、ブローで仕上げ。
行程としては何も難しくなく、スムーズにできました。
セレクタープロファイブをもっと長持ちさせるための3つの方法
セレクタープロファイブを長持ちさせる方法です。
【1】セレクタープロファイブ1
このトリートメントのキモの部分なので、
結構たっぷり塗布がオススメです。
【2】チェンジリンス
湯に浸かりきらない部分は、
手でトリートメント湯をかけるようにしながら、
手ぐしで髪にお湯を染み込ませるようにしましょう。
たったこれだけです。とっても簡単ですよね。
このチェンジリンス法は
簡単にもかかわらず、
乳化=お湯にとけたトリートメントを使用するからです。
【3】5番をつけたらストレートアイロン
セレクタープロファイブの5番には、
140度のストレートアイロンを使う事により
ヒートケラチン・ヒートコラーゲンが髪に吸着し持続性を増します。
もちろん、ブロースタイルでもカールアイロンでも大丈夫ですが、
持続性を考えるとストレートアイロンをおすすめしております。
テクニカルアドバイザーのair 長門政和さんが質問に答えていただきました。
セレクタープロファイブの仕上がり
では、気になる仕上がりはどうでしょうか??
実際のモデル2名の髪質の違いから結果が少し異なりました。
上の写真・・・【1】髪質が固く・太い・くせ毛のAさん
下の写真・・・【2】髪質が細く・絡まりやすい・ハイライト有りのBさん
トリートメントの仕上がりとしては、
- いい意味で軽い
- しなやかさがあり、動きが出やすい
- ツヤが出るが、しっとりしすぎてない
という印象でした。
Binervaの美容師の見解では、下記のお客様向けではないかと思いました。
・髪が細く、ゆるいくせ毛の方
・視覚的に光沢やツヤが欲しい方
・重いスタイルより動きがあるスタイルを好む方
・毛量が少なく、細くなった方
数え切れない数のシステムトリートメントですが、上記のお客様がいる場合や扱っていない美容室は積極的に導入を考えてもいいでしょう。
セレクタープロファイブの唯一のデメリット要素
近年は流行っていたトリートメント(ハホニコやトキオ)のような重い質感は少なく感じました。
悪くはないですが、
- ゴワゴワした剛毛
- 癖が強く、パサパサな髪質
- 重めの質感が好きな方
- 重いスタイル
すごいしっとりしたトリートメントを好む方には、ちょっと物足りなく感じてしまうかもしれませんが・・・。
上記のモデル【1】のAさんは、髪質が固く、いつもは重めのトリートメントだったのでツヤ・手触りは良かったですが、重みが足りない印象でした。
まだまだ検証段階なのですが、対策として考えられるのが、
- セレクタープロファイブ1の量と浸透
- セレクタープロファイブ3・4のGタイプを使う
で解消されるかもしれませんね!
セレクタープロファイブと相性がいいメニューを勝手に考えてみた
セレクタープロファイブのシステムトリートメントは、
【柔らかさ・ツヤ】を最大限出すシステムトリートメントです。
美容室で導入する場合、トリートメント単体でも喜んでもらえると思いますが、合性の良い施術は何かと勝手に考えてみました。
柔らかさとツヤの相乗効果を狙うカラー剤
セレクタープロファイブのシステムトリートメントは、柔らかさ・ツヤが最大のウリだと実感しました。
だったら、
クリアな色味や赤みを抑える・柔らかさとツヤの効果の高いカラー剤の【THROWカラー】や【イルミナカラー】との合性は抜群でしょう!
ヒートケラチン・ヒートコラーゲンを最大限に活用したストレート
セレクタープロファイブのシステムトリートメントの5番はヒートケラチン・ヒートコラーゲンにより髪に吸着し持続性を増します。
縮毛矯正やストレートの施術には、最後のアイロンはとても合性がいいと思いました。
癖がある方の悩みとしては、
- ツヤや潤い
- 縮毛独特の固さを柔らかくしたい
方も多いでしょう。
今回の検証では、トリートメント単体でしたが、カラーやストレートと一緒に施術する事で色持ちや手触り・質感をさらに今後検証していきます。
あの有名美容師もレビューしている
今回の、セレクタープロファイブのシステムトリートメントは有名美容師もレビューしています。
もう、現役美容師なら説明が入らない3人ですね・・・
上記の2名のair 木村直人氏とBelle 飯田尚史氏はTHROWカラーの続いてのスペシャルタッグが、
今回の【アンバサダー】を務めているようです。
ホームページもスタイリッシュでかっこいいですね!
こんなの作りたいぐらいです・・・。
施術を体験した事のある人気作家のはあちゅうさんも、セレクタープロファイブの質感の良さを実感しているようです。
airの木村直人さんのお客様でもSNSで登場するので虜になっているんでしょう!
セレクタープロファイブのシステムトリートメントのまとめ

ここまでをまとめると………
施術行程の3つの注意点
- セレクタープロファイブをしっかり塗布
- チェンジリンス
- 5番の後に140度のストレートアイロン
仕上がりの印象は、
- いい意味で軽い
- しなやかさがあり、動きが出やすい
- ツヤが出るが、しっとりしすぎてない
最近の主流のスタイルとして、
とても合性のいい【柔らかさ・ツヤ】を最大限出すシステムトリートメントでしょう。
導入を検討している美容室・美容師さんは、下記からお問い合わせください。