
今回は、個室型美容室の独立や出店時に
役立つテーマになります。
個室による環境から与える効果や対策にもなります。
もしかしたら、改装のアイデアになるかもしれません。
実際に個室型美容室を経営してる事例も含め
参考になると思います。
美容室単体ではなく、
カフェやファッション・キッズスペースを
取り入れた美容室もありましたが、
最近は、個室が流行っています。
個室といえど、1席のみのVIPスペースではなく全個室なんです。
この記事の目次
個室は差別化になるのか?
個室の美容室は、差別化になります。
ホットペッパービューティーにも
「リラックスできる個室ありサロン」のカテゴリーがあるぐらい
まだ全国的にも店舗は少ないので、
一定の需要と供給はあります。
個室での施術で、「ゆっくり過ごしたい」や「周りを気にしたくない」というお客様はたくさんいます。
美容室の内装は、美容師目線や理想がよく反映されがちですが、
お客様目線で考えることで差別化につながります。
個室美容室にもデメリットはある。
需要もありますが、個室だからこその悩みもあります。
個室の空間なので、壁を作ります。
従来より席数が少なくなるのと内装の配置が限定されやすい点です。
普通なら6席のところ4席しかできないなど、
生産性の問題も出てきます。
普通の作りなら生産性を60万としたら、
60万×6席=360万ですが
同じ売上を目標としたら
360万÷4席=90万です。
1席の生産性に差がかなり生じます。
他にも、
内装費も意外にかかります。
壁の設置だけではなく、壁紙とかも。
もちろん、綺麗に使わないと汚れにもなります。
こういう、些細なことも頭に入れておかないといけませんね。
個室美容室の事例
全国には、沢山の個室美容室があります。
そんな中でBinervaがオススメとする美容室を紹介します。
「私のトリートメント」
新宿にある美容室です。
ユーモアな店名ですが、
すごくコンセプトが把握しやすくていいですね。
ここは、小規模の店内なので4席しかありません。
スタッフの人数も4人なので掛け持ちをしない美容室になります。
半個室空間+トリートメント
を地域の差別化として使い、お客様から支持をいただいています。
壁は、上部をアイアンで開けているので
圧迫感はないので男性スタッフが担当しても大丈夫そうな店内作りですね。
個室型美容室 GULGUL 表参道店
こちらは、千葉も含めて全店個室型の美容室です。
経営者は、「美容室 社長」でトップに出る大河内さんの美容室。
こちらは坪数が大きいのが特徴です。
しかも、入り口にプロジェクションマッピングがあったり
こちらも斬新なアイデアの美容室です。
まとめ
個室の美容室は、今後も増えていくでしょう。
まだまだ需要と供給があっていなかったり、
差別化にするためにはいいと思います。
しかし、コンセプトを間違ってしまうと意味はありませんし
さらに何かプラスαが必要でしょう。