日本政策金融公庫に融資の審査をしてもらう為には『借入申込書』を提出することが必須です。
書き方がわからない方は参考にしてください。
『借入申込書の書き方がわからない』
日本政策金融公庫で融資を受ける際に、必ず借入申込書の提出が必須条件になります。 意外にも借入申込書は、記載する内容が多くどのように記入していいのかわからない方も多くいるのではないでしょうか?
借入申込書の記入方法を各項目別にわかりやすくご説明します。
この記事の目次
借入申込書記入まえに【個人】【法人】かを選択
借入申込書を記入する前に、自分の事業を「個人事業主」なのか「法人」なのかを決めておく必要があります。
法人で融資を受ける場合には履歴事項全部証明書という書類が必要になります。さらに3ヶ月以内に発行したものになるので、万が一過ぎている場合は新たに法務局に行くか郵送の手順をしましょう。
そのため、法人で融資を受ける場合には、まず法人の設立を行う必要があります。
初めての融資は専門家に相談した方がいいのか?
日本政策金融公庫の融資を受ける場合、認定支援機関を経由して融資を受ける中小企業経営力強化資金という方法もあります。
融資は自体は自分で申込みをすることも可能ですが、認定支援機関の指導を受けることで無駄な時間を省きながら書類作成も行ってもらえるのでオススメと言えます。
日本政策金融公庫の借入申込書の記入方法
では借入申込書の書き方を項目ごとに解説していきますね!
借入申込書の用紙は日本政策金融公庫のホームページでダウンロードが可能です!下記をクリックすれば申込書にリンクが可能です。

申込者氏名・住所・捺印
まずは、氏名・住所・捺印をしましょう。
申込者氏名について
法人の場合には、法人名と代表取締役の氏名、個人事業の方は氏名を記入します。
補足として、代表取締役氏名の書き方ですが、【株式会社〇〇 代表取締役△△】と記入してください。さらに法人名はゴム印でも大丈夫ですが、氏名は必ず手書きになります。
住所について
住所を記載する枠が全部で3つあります。
上の2つは、個人事業主で開業する場合なら契約している物件があれば情報をご記入ください。法人で創業される方は、登記簿に記載されている住所を記載しましょう。
一番下の住所は、今現在住んでいる住所を記入し、電話番号を記入します。住所に関しては、住民票と一致していないといけません。万が一引越しをしているならすぐに転入・転出を出し、免許等も書き換えをしましょう!
捺印について
捺印に使用する印鑑は、印鑑証明書と同じ物を使用します。
創業予定日/業種/従業員数
法人の場合は、設立日を記入しましょう。個人事業主の場合は、開業目安でも大丈夫です。
業種に関しては、美容業とすれば美容室なら大丈夫ですし、従業員はいる場合は人数を記入しましょう。
ご家族の情報について
配偶者・お子さんがいたら記入をしましょう。配偶者の通帳も自己資金として認められますよ!
融資の情報
融資申込金額
借入希望額です。創業計画書に記載した必要な資金と同額を記入しましょう。これが違うことで面接時に指摘をされます。
借入希望日
借入希望日は提出日から1ヶ月後を目安にしましょう。
あくまでも希望日なので必ず入金されるという訳ではありません。書類の提出漏れで伸びる場合もありますし、早くなることもあります。面接の際に確認しても大丈夫です。
返済期間について
返済期間とは、融資金額を何年で返済が可能なのかを記入します。
開業当初から利益が出る見込みが高ければ、少ない年数でも構いません。さらに利息も少なくなります。しかし、軌道に乗るまでの運転資金も含めると、最初は5年から7年がオススメだと思います。
据置期間とは、設定した期間は利息のみを支払う期間です。据置期間を長く設定しておくと運転資金に余裕を持つことができます。
後は、毎月の返済日の希望日に◯をつけます。
資金の使いみち
創業計画書と同じ内容を記入します。
もし、わからないことがあれば、公庫の担当者に相談することも可能です。
借入申込書を提出したら面接日の連絡がくる

その待っている期間中にその他必要な書類を集めましょう!
借入申込書の書き方は参考になりましたでしょうか?提出後、数日後必要書類や面談日程などについて連絡がきます。その後、必要書類を準備し、面談となります。