
年間3000件以上増えている美容業界。
独立する美容師や2店舗以上の出店をする美容師や美容室経営者はまだまだ多くいます。
しかし、闇雲に独立出店していても閉店もしくはギリギリの状態での運営になってしまいます。
そんな状況にならない為に、
今回は、美容室の独立や出店に明確なターゲット・目的を構築させる事がどんなに大事かを解説していきます。
この記事の目次
美容室を独立出店をする前にターゲット・目的の構築が1番最初の仕事
美容師が経営者になる為の最初の仕事は、
【自分の美容室をどのようなターゲットにしてお客様に来店の目的を持ってもらうか!】がとても大事になります。
少し前までは、美容室を出してホットペッパーなどを使えば、集客は何とかなりました。
しかし、顧客の目が肥えてきた事や目的のレベルが上がってきた事により、リピート率の低下や明確な集客が出来ていない事から広告費だけがかかるようになってきています。
こうなると、ホットペッパーなどの広告費の為に集客をかけている状態に陥ってしまいまい、利益が上がりません。
その為に、明確なターゲットと来店目的を構築しないと広告費の消耗だけの経営になってしまうのでとてもだ大事な事なんです。
まず、自分の中で、
美容室は年齢層でターゲットを絞ってはダメ!
今後、年齢層でターゲットを細分化していく方法は、確実に経営が困難になります。
以前までは、20代〜30代、30代〜40代のような年齢層でターゲットにすることが多く、年代に合わせ料金設定やサービスの提供を決めることが多かったのです。
でも今の時代、年齢でのターゲット設定をしている美容室は、厳しくなっています。
年齢層をターゲットにしていると、同じ客層をメインターゲットにしている大型サロンや低価格美容室に、お客様をとられてしまいます。
この美容業界で勝ち残るためには、大手や低価格美容室と真っ向に戦おうとせず、違う場所で勝つ方法が必要なんです。
違う分野とは、【価値観を提供する事】です。
美容室のターゲットは○○に価値を求めている人を狙う
価値観を常に意識した美容室経営をすると、低価格美容室やたくさんのメニューがある大手美容室と戦わずにすみ、高単価で提供できる可能があります。
具体的にいうと、
ターゲットを年齢層で絞るのではなく、特定の価値観を持つ客層にをターゲットを絞るという事です。
価値観で絞る事で、
その特定の価値観を持つお客様にだけ、宣伝やメッセージが届く事ができ、ターゲットに対して強い共感や潜在層に呼びかける事が生まれ、集客数・リピート率が高い数字を達成しています。
また、この価値観を呼びかける経営方法は、料金を高めに設定しやすいのもメリットになります。
例として、旅行・食事・ブランド物のようなファッションやディズニーランドなども良い例ですよね。
美容室も結局同じなんです。
美容室のターゲット次第で集客の発信・宣伝方法手段は変わる
場所にもよりますが、ホットペッパーなども有効な手段ではあります。
ただ、集客力は美容業界の中では郡を抜いています。
しかし、広告費の高額な定額制やペルソナで設定したターゲットに届きにくいというデメリットもあります。
価値観を求めるような方は、ネットの情報から来店が多くなります。
価値観や悩みは、SNSやホットペッパーのような媒体には載っていない事が多いからです。
今こそ、価値観を届けれるようなWEBマーケティングが必要なんではないでしょうか?
これから明確のターゲット・目的がない美容室は閉店する
独立・出店の前に、【価値観のあるモノ】を想定する事が大事なんです。
闇雲に、低価格や駅近などと言ったような事では美容室の経営は続きません。今こそ美容師だからこそ出来る価値観の提供を考える事が必要です。
まず、独立や出店の前に「価値観」を考えていきましょう